物件によっては、周辺相場より家賃が高くても人気のある物件もあります。それは、新築である、かっこいいデザインマンションである、ペットが飼える、などの付加価値のある物件です。ですから、一概に家賃相場だけを見て、交渉することはできません。
では、どんな部屋なら値引き交渉ができそうなのでしょう?
その例を挙げてみると、
● 長期間空いている部屋
大家さんだって、長く空いているほど、家賃の収入がなくて困っているはず。ちょっとなら値下げしてくれるかも!
● 探す&借りる時期が5月以降
京都は大学が多いために賃貸物件がいちばん動くのは、2,3月の卒業や異動などのある時期。この時を逃すと、部屋探しをする人がぐっと減るため、5月以降でも空いていた部屋は、値下げ交渉しやすくなります。逆に2,3月は値下げ交渉は受けてもらえないケースが多い。
● 駅から遠い
バス便の部屋は駅徒歩の部屋に比べて、人気が低い。こだわらないのなら、バス便の部屋を狙ってみたら?
● 何か、マイナスがある部屋
例えば、日当たりが悪い、幹線道路沿いでうるさい、工場などの近くにある、など。できれば、「借りたくないな〜」とみんなが思うような部屋(笑)。
…など。もちろん、一概にこれらの部屋が必ず値下げられるとは限りませんが、交渉してみる価値はあります。