京都府宮津市小田宿野の水族館「丹後魚(うお)っ知(ち)館」で、クエの奇妙な行動が来館者の目を引いている。エサを食べ終わると、空気の泡が出る穴に移動し、口をパクパクさせる。自然の海で共生する「掃除役」の魚やエビがいないために編み出した苦肉の策とみられ、「日本一きれい好きなクエかも…」と飼育員を驚かせている。
■「掃除役」おらず苦肉の策?
同館のクエは体長約1・2メートルあり、大水槽に1匹だけいる。毎日午後1時15分から行われるエサやりの後、空気ポンプがある穴の上で口を大きく開けたり、エラを広げて泡を体に当てる様子が昨年からほぼ連日見られるようになった。
当初、飼育員たちも不思議がっていたが、現在はエラなどに付着した寄生虫や食べかすを泡で落とそうとしているとの見方が有力だ。ホンソメワケベラやアカシマシラヒゲエビなど寄生虫を食べてくれる魚やエビが同じ水槽の中にいないため、「気持ちが悪いのではないか」とみられている。
泡とたわむれるエイや魚はほかにもいるが、日課にしている魚はいない。飼育員たちは「魚にも個性があることを知ってもらうきっかけになれば」と話している。
魚にも個性かぁ〜人間もこんなに違うんだから、そりゃそうですよね。
みんないろんな事考えて生きとります。
京都賃貸営業日記
投稿者:管理者 日時:2010年06月03日 17:05